みなさんは偶然の出会いを経験したことはありますか?
たまたま行った先で出会った人、モノ、出来事..思わず運命を感じてしまう出会いを経験した方も多いのではないでしょうか。
今回は、数々の陶芸を展示している【島田猛】さんの作品について紹介します。
写真ものせているよ!
一期一会、花器との出会い
お世話になった人へのお礼として、三越へ行きました。
偶然、【島田 猛 陶芸展】がやっていました。
椿の花が目に止まり、思わず足を進めると、日常使いの器、花入れ等がありました。
見入っていると島田さんご本人様が話しかけて下さいました。
すごく驚き、「これをつくられた方ですか?」と聞いたところ、「はい」とのこと。
島田さんは「ぜひ手にとっていいですよ」と言ってくれましたが、触れるのも申し訳ない気がしました。
気になっていた二つの花器について、それぞれの良さを丁寧に教えていただきました。
話を聞いていくうちに、両面の表情があることを知り、手にとって絵柄をみたいと思いました。
実際に手にとってみると、重みを感じ、異なる表情を持つ花器の魅力に気付かされました。
はじめは見ているだけでしたが、島田さんのお話や花器を手に取ることで、「家のどこに置きたいかな」と目を閉じて考えていました。
「わが家の玄関に置きたい!」と強く思い、決断しました。
気に入った花器でお出迎え
家に帰り早速玄関に置いてみたところ、予想していた以上に存在感があり、さらに魅力を感じました。
花器を置いているだけで玄関の雰囲気は落ち着いていましたが、何か花を生けたいなと考えていました。
すると
父が「庭のユキヤナギはどうかな?」と言って、早速数本切ってくれました。
花器に生けてみると、玄関に春の訪れを感じました。
その後、寡黙な父が「マーガレットや南天、ススキなどをこれから生けたらいいんじゃないか」と言った言葉に驚きと新鮮さを感じました。
この花器がわが家に、幸せとともに四季の訪れを教えてくれるんだなぁと思うと、しみじみとした感覚になりました。
偶然の出会いで福が舞い込む
偶然の花器との出会い、島田猛さんとの出会いを通じて、豊かな気持ちになれたことに感謝しています。
巡り合わせとはなんとも不思議なものだなと、思わせてくれる素敵な出会いでした。
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